今週11日火曜日は、京都洛南倫理法人会 経営者モーニングセミナーでした。
今日の講話は、仕立の店 藤工房 代表 加藤義裕さんでした。
テーマは「ハイ、喜んで!」
和裁一筋で100年以上の実績を重ねた藤工房の経営をされる加藤さんが、経営者が学ぶ倫理法人会の門を叩いたのは10年以上前。
会運営という実践の中で様々な役職に就き、そこから学んだもの。
それは、これまでは経営者の立場で何でも自分でやり十分人に任せきれていない姿であり、人に任せていくこと、その上で、自分はこれをやる、と決めることでした。
能力、覇気に長け、経営者を志す人は多いと思います。
経営をする中で、個人の力ではいずれ限界がくる。事業を拡げる、人を育て継承する。その時に訪れるのが人に任せること。
経営者自身が敏腕を振るう姿は素晴らしい。
一方、控え目に見えながらも人が集い、彼らが主役となって活躍している。
そんな在り方の大切さを、私も加藤さんのお話を聴かせていただくなかで学ばせていただきました。
今日も有難うございます。
(京都洛南倫理法人会 森田秀司)