『亡父を想う』田中利久 京都市西倫理法人会 会長編

今週18日火曜日は、京都洛南倫理法人会 経営者モーニングセミナーでした。

今日の講話は、DMR株式会社 代表取締役 田中利久さんでした。

テーマは「父への憎しみから感謝へ」

保険代理店の経営者として一線で活躍されている田中さんが、今回選ばれた講話テーマは、亡きお父様への憎しみの解消はのこと。

それは、事業は経営者としての在り方と表裏一体であり、自らの命の本である親とのつながりなくして語れないからでした。

長らく解けなかったお父様への気持ち。

しかし、思い出を辿れば思い出されるのはお父様との楽しい出来事ばかり。

同じ境遇の多くの人が、容易にはできない親とのつながりを取り戻すことを、周りに強要されることなく自らの意思で、倫理実践からされた田中さん。

お父様への想いが感謝で満ち溢れた時、田中さんの事業更なる前進が生まれ、延びていきました。

経営者として、当然ながら一家言をお持ちであろう田中さんの倫理から学ぶ姿勢、実践は、「人から云われたことには意味がある」と仰られるように、実直、素直で構える姿は感じられない。

人の癖は、直すことは難しいが、上書きすることは可能。だからこそ、驕らす油断なく実践を続ける。

人の学びの道は長いかもしれないが、人が人である限り学びは続く。

その続きには、幸せな体験が待っている。

学ぶ意義を考え直すことができました。

 

今日も有難うございます。

(京都洛南倫理法人会 森田秀司)