素直に学び実践できる場 / 倫理の波及効果

堀 将徳 氏

※2023年3月 内容追加 ⬇︎

■入会のきっかけ

私が倫理法人会に参加するきっかけになったのは、事業承継を前に、リーダーのあるべき姿や、交流といっとこともさることながら、他人の実践報告を素直に受け入れる習慣や訓練みたいなものを身につけたいと思ったことでした。

■倫理に入会しての変化

はじめは、早朝からのMSにかなりの抵抗があったのが本音です。

(その時間よりも睡眠時間や学習時間を優先させたいと思う人も少なくないと思います。)

しかし実際に参加してみると、毎週20社を越える経営陣の方が愚直に学ばれている姿を見た時に、自分の考え方、物差しが変わりました。

人の実践からなる結果や成果は、大小限らず因果に基づく真理のようなもので、その内容が身近なものほど自分自身の即実践につながり少しは素直な心が備わってきた気がしています。

今では、朝早いことが最大の利点であり、用事があっても途中まで参加をして、出社するといった感じで、断る理由が無い状態です。

少なくとも今の私には週に一度、こうした素直に学び実践ができる場、そして朝から元気良くエネルギーが出る取り組みがプラスに働いているので、これからも活かしていきたいと思っています。

 


 

【倫理の波及効果】

〜令和5年4月発行「つなぐ和vol.11」より転載〜

 

【倫理との出会い】

こんにちは、株式会社HORI建築の堀将徳です。

 倫理法人会との出会いは、遡ること父である社長が2003年に入会し、同世代の経営者様と共に、モーニングセミナーを通じて実践と研鑽を繰り返しながら自分自身を磨き始めたところからスタートしました。

 私は2009年に(株)HORI建築に入社し、それからというもの社員教育の一環としてモーニングセミナーへ参加するようになりました。そこが私にとって倫理法人会との出会いになります。

 参加した当時は、社内でも活力朝礼を取り入れ男性社員も女性社員も全力投球で朝礼をおこない朝のスタートをきっていました。サービス業であるが故に、欠かせない笑顔やテンションなど、元気を朝から注入することで接客態度も少しずつ向上していき、お客さんや周囲の関係者からもその活気について好評をいただいたことを今でも思い出します。

【令和の朝礼】

 途中、退会(社長曰く卒業)期間もありましたが、2021年11月をきっかけに、社長に代わり私が福知山市倫理法人会に所属し、現在は副専任幹事を拝命いただき、自身の成長と会社の発展に向かって日々精進しております。

 会社では、平成の終わり頃から若返りとなり、毎朝活力朝礼とはいきませんが職場の教養を輪読し、全員が一日一日しっかりと目標を掲げ、仕事に取り掛かっています。

 朝礼のやり方は、リーダーを順番にまわし、朝礼をリードしていく訓練も兼ねて行っています。

若い社員たちが毎日積極的に輪読に挑戦し、リーダーは最後にまとめを発表します。

その場でまとめるリーダーもいれば、事前に自分の当番の部分を読み込んでおき、しっかりとリーダーとして話をしてくれる社員もいます。

 当然日々の実践が全てであり、自ずと決めたことをやり続け成果に繋げる社員が増えてきたのも偏に朝の全体朝礼で、毎日しっかりと最適なスタートをきれているからだと思います。

人の実践から学べるものは数多くあり、内容の大小ではなく継続することの大切さを、朝礼を通じて社内の雰囲気が社員の活気を生み出し、常に挑戦できる社風を社員一人ひとりが創り上げてくれています。

 とはいえ、まだまだ実践半ばであり、これから大きな成果を出すために、日々の実践を心がけてまいります。

 

<p>「つなぐ和」VOL.11令和5年4月号 P.2に堀さんの記事が掲載されています。<br />
(画像をクリックするとPDFが開きます)</p>