今朝は、京都洛南倫理法人会 経営者モーニングセミナーでした。
今日の講話は、パソコンゲームソフト開発を手掛ける、株式会社ネクストン 代表取締役 鈴木昭彦さんでした。
約3700社の会員を擁する大阪府倫理法人会では、副会長をされています。
テーマは、『静の実践 動の実践』
経営者、ビジネスパーソンには様々なタイプの人がいます。
発信、開拓、普及を推進する、動けるタイプ
受容、傾聴、協調で場を作る、聴けるタイプ
人はいずれか自分の得意なタイプ、つまり自分の得意な引き出しを使って勝負をしたがります。
しかし、動けるだけでは軋轢を生み、取り残される人を出していく。
聴くだけでは、物事が進まず、事態を切り開きにくくする。
本当に優れた成果を出すのであれば、動く方にも聴く方にも立てる、そのバランスを取る人になること。
それは、苦手な引き出しを自分のものとする事でもある。
自分が拘りを手放し、素直に受け入れ実行しなくては、苦手な引き出しを手にすることはできない。
自分の心地よいゾーン「コンフォートゾーン」から出て、これまでにない成果を生み出すには、心の根本に素直さを持ち、何でも受け入れ、素直に取り組む事。
歳を重ねて、得な引き出しを使うことに慣れてくると、その素直さがどんどんなくなっていく。
そしてそれは、自分の停滞の始まりになる。
そんな危機感を感じながら、素直な気持ち、受け入れる気持ちがあれば未来が開けてくる。
そんな希望を感じる事が出来た、今朝の学びでした。
有難うございます。
(京都洛南倫理法人会/森田秀司)