倫理法人会に入会して生活が変わった

足立早恵子氏

■自己紹介

中小企業診断士。
大学卒業後、記者(流通業界、映画・演劇担当)として地方新聞社に勤務。
フリーライター、実務翻訳者を経て、大手の広報室にてパブリシティ活動に従事。
子会社の総務部門に異動後、法務・経理・人事・システム管理・内部統制等総務関連業務全般に従事。
平成21年に中小企業診断士試験に合格後、翌年経営コンサルタントとして独立。
平成29年11月、長鶴コンサルティング株式会社設立。
著書に「元新聞記者が教える マスコミが取材したくなる「プレスリリース」の法則」。

■入会のきっかけ

倫理法人会に入会したのは平成30年5月で、もうすぐ4年になります。

仕事を通して京都市北倫理法人会に行かれた山下太郎相談役と知り合い、誘って頂いたのがきっかけでした。

当時、仕事のスタイルは完全に夜型で、
深夜まで企画を考えたり、原稿を書いたりした後午前2時ぐらいに就寝して午前9時頃に起きるという生活をしていました。

しかし、そんなライフスタイルはどこかだらしないものだと自覚しており、
できれば朝型の生活にシフトさせたいと思っていました。

そんな時のお誘いだったので、生活習慣を変えるきっかけになればと入会しました。

 

■悩み・課題に感じていたことなど

先に述べた通り、生活を朝型にシフトしたいという思いから入会したわけですが、
それ以外に大きな悩みというほどのものがない状態でした。

ただ、生活を規律正しいものにするとともに、良い仲間ができたらと思っていました。

 

■倫理に入会しての変化

倫理法人会に入会したことで、
モーニングセミナーがない日も6時に起きて、神棚に礼拝した後、掃除をするという生活をするようになりました。

掃除は大の苦手なので、そんなに綺麗にはできませんが、
自分のできる範囲で少しずつ頑張っています。

特に冬場の日の出が遅くまだ暗い時期に朝早く起きるとなぜか得をした気持ちになって来ます。
企画を考えたり、原稿を書いたりという仕事も午前中の方が集中して行え、効率も上がりました。
倫理に入ったおかげで規則正しく、メリハリのある生活が送れていると実感します。

また、悩みがほとんどない自分でしたが、
それは面倒なことから目を背けていた結果だということがわかりました。

入会した年に研修副委員長を拝命したこともあり、
富士高原研修所で行われる経営者セミナーに参加しました。

そこで自分自身と向き合う研修をさまざま体験し、大きく変化したのが母親との関係でした。

もちろん、母親に対して感謝する気持ちはありましたが、
自分の価値観を押し付けられることに子供の頃から大きな反発がありました。

そのため、母に何か言われるたびに反発し、
ずいぶんと母親を傷つけてきたこと気づかされました。

性格も価値観も好きなものも全く違うので、
今でも母親とは絶対に分かり合えるとは思えません。
おそらく価値観のある宇宙人と分かり合えることはあっても母親と無理でしょう。

しかし、それはそれとして母親の言うことを否定するのは違うと気づきました。

それから母親の言うことは受け止めつつ、
自分はそうは思わないと伝えられるようになりました。
これは倫理に入ったからこそ得られたものだと思います。

 

■ 今後の抱負、入会を迷っている方、後輩へのメッセージなど

入会してから何人もの知人をモーニングセミナーに誘っていますが、
多くの方が「朝早いのは無理」と言われます。
確かに、毎週朝6時からの開催というのは非常にハードルが高いものだと思います。
私自身も朝が苦手で、以前だったら絶対にお断りしていたと思います。

しかし、それではいけないという思いが芽生えていた時だったので、
お誘いがピタッと嵌ったのでしょう。
無理をしては絶対に続きません。
でも、最初から無理と決めつけてしまうのは非常に勿体ないと思います。

事業、生活、人生に役立つ考え方やいざと言う時に助けてくれる仲間などと出会えるチャンスを自ら放棄するのは大きな損です。

まずは一度参加してみてください。
その上で本当に「無理」かどうかを判断すればよいのではないでしょうか。

私も今日は面倒だなと参加するのが億劫になる日もあります。
しかし、そこは根性で起きて会場に行くと100%来て良かったと思うのです。
最初から「朝は…」と決めつけず、まずは一度自分の目で確かめて頂けたらと思います。

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