倫理を学んで

竹田 祥輔氏

■入会のきっかけ

倫理法人会に入会してもうすく3年になり、独立、起業して丸2年になります。
入会当初はまだ料理屋さんに勤めており、独立を考えての入会でした。

■入会前に悩み・課題に感じていたこと、期待していたことなど

独立、起業への不安。
お客様をつけることなど。

■実践内容

当時はやはり飲食業界、特に和食はブラックなところが多く、朝から夜遅くまで休憩せずに働いて給料が安いのが当たり前でした。

時代に伴いほかの業界は見直されていくのに、自分の職場では全然見直されず、仕事への不満が溜まってきている時期でした。
好きなはずの仕事でイライラが多くなってきていました。

その時の、モーニングセミナーでの万人幸福の栞の輪読が、第10条「働きは最上の喜び」でした。

働きが一切であり、働きが人生である。
働きが生命である。この働きには、そのままに、必ず報酬がついている。
金銭でうける報酬は多少があり、不公平があったりするかもしれぬが、この自然にして当然に受ける報酬は、かならず働きに比例して、落ちもなく、忘れもせず、必ず直ちに与えられる。
それは喜びという報酬である。

というところで、
いつの間にか好きである仕事の報酬を、金銭でしか考えていなかった自分に気づくことができました。

独立した今でも、忙しく睡眠が満足に取れないときや、体力的にしんどい時などは、「仕事は最上の喜び」と自分を鼓舞し、売り上げよりもお客様に喜んで頂けたという喜び、達成感をもらい、頑張っております。

■気づきや変化

その他にも万人幸福の栞の輪読から学び、気づかされることは多く、
第11条「物はこれを活かす人に集まる」は、僕にとっては、食材、日々使う道具に対する意識を改めて考える良い機会となりました。

「好きで始めた仕事」から、今は、「誇りを持ってできる仕事」へと意識が変化しています。

独立して2年、ありがたいことにお客様も徐々に増え、仕事も忙しくなってきました。
これからもっと多くの方に知って頂き、頼んで頂けるよう精進していくつもりです。

■ 今後の抱負・入会を迷っている方へのメッセージなど

勉強、成長したい気持ちがあれば、入会して後悔はまずないと思います!